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2025/07/15
一人暮らし 家具必要なもの5選|賃貸でもおしゃれに揃えるコツ

初めての一人暮らしは、自由でワクワクする反面、不安や準備の大変さもつきものです。特に「どんな家具を用意すればいいの?」「狭い賃貸の部屋でもおしゃれに見せたい」といった疑問や悩みは、多くの人が抱える共通のテーマでしょう。
家具は、一度揃えると長期間使う大きな買い物です。失敗しないためには、必要最低限の家具を見極めつつ、自分のライフスタイルに合ったアイテムを選ぶことが重要です。また、賃貸では原状回復やスペースの制限があるため、サイズ感や安全性にも注意する必要があります。
今回は、一人暮らしをスタートする方に向けて「本当に必要な家具5選」と、おしゃれに見せるレイアウト術、コスパ重視の選び方、さらに賃貸でも安心して使える家具のチェックポイントまで、詳しく解説します。
一人暮らしに必要な家具とは?
一人暮らしでまず意識したいのは「生活の基盤を支える家具」です。家電ももちろん必要ですが、まずは最低限の家具を決めないと、日常生活に支障が出てしまいます。
寝る、座る、食べる、収納する…この基本的な動作を快適にこなせる家具が必須です。ここで重要なのは「必要最低限」に絞ること。欲しいものを全て揃えようとすると、予算オーバーになったり、部屋が狭く圧迫感のある空間になってしまうからです。
さらに、賃貸では家具の配置や固定方法も考えなくてはいけません。たとえば、重い家具を選んでしまうと引っ越し時に苦労しますし、壁に穴を開けるタイプは退去時に修繕費がかかることもあります。
最初は本当に必要な家具だけを揃え、暮らしながら追加していくのがおすすめです。
本当に揃えるべき家具5選:ベッド・収納・テーブル・チェア・照明
ベッド
ベッドは、一人暮らしにおける「生活の質」を左右する家具の代表格です。十分な睡眠を取れるかどうかは、日々のパフォーマンスに大きく影響します。
ワンルームではベッドのサイズ選びが特に重要です。セミシングルやシングルを選ぶことで、スペースを有効活用できます。また、ソファベッドやロフトベッドなど多機能タイプを選べば、日中はソファとして使い、夜はベッドに変えることができ、空間をさらに広く使えます。
収納付きベッドなら、下部の引き出しに洋服や寝具を収納できるので、タンスやチェストを減らせるのも大きなメリットです。
収納家具
一人暮らしでは、限られたスペースを有効に使うために収納家具が大きな役割を果たします。
クローゼットが備え付けられていない物件では、ハンガーラックやワードローブが必須です。洋服以外にも、本や日用品、雑貨を収納するためにキャビネットや本棚、チェストが必要になります。
おすすめは「箱もの家具」と呼ばれるしっかりとしたキャビネットやシェルフ。天井まで届く背の高い収納は、デッドスペースを有効活用できます。賃貸の場合は、突っ張りタイプの収納を選べば、地震対策もでき、壁を傷つけずに済みます。
引き出しや扉のあるタイプを選ぶことで、生活感を隠し、すっきりとした印象を保つことができます。
テーブル
テーブルは食事や作業、趣味の時間など多用途に使える家具です。大きさはもちろん、形状や機能も慎重に選びたいポイントです。
一人暮らしでは、スペースを取らないコンパクトなテーブルが最適です。たとえば、折りたたみ式や伸縮式テーブルを選ぶと、必要に応じて広げたり収納したりできるので便利です。
また、脚がスリムなデザインを選ぶと足元が広く使え、圧迫感を感じにくくなります。
デザイン性のあるテーブルを選ぶと、それだけで部屋の雰囲気が引き締まり、インテリアのアクセントになります。
チェア
テーブルに合わせて必要なのがチェアです。
長時間座っても疲れにくい、背もたれやクッション性のあるタイプがおすすめです。特に、テレワークや自宅学習が多い方は、作業用チェアの座り心地を重視すべきです。
一方、来客が多い場合やスペースが狭い場合は、スタッキング(積み重ね可能)タイプや折りたたみチェアが便利です。使わない時は省スペースに収納できます。
軽量で移動しやすいものを選べば、掃除や模様替えの際にもストレスが少なくなります。
照明
部屋の印象を大きく左右するのが照明です。
賃貸では基本的に天井照明が一つ付いていますが、それだけでは味気なく、ムードを演出するには不十分です。
スタンドライトや間接照明、デスクライトをプラスすることで、一気に温かみのあるおしゃれ空間に変わります。
特に、調光機能付きの照明は、リラックスする時間と作業時間で明るさを切り替えられるので便利です。照明の色温度にも注目し、リビングには暖色系、デスクには昼白色を選ぶと目にも優しい空間になります。
賃貸でおしゃれに見せるレイアウト&カラーコーデ術
賃貸物件では、壁紙や床材を自由に変えられないため、「家具と小物」でおしゃれ感を演出することが重要です。
まず意識したいのは「色の統一感」。家具のカラーを3色以内に抑えると、空間がまとまり、洗練された印象になります。例えば、ナチュラルウッド系でまとめると柔らかく暖かい雰囲気に、白やグレーを基調にするとシンプルで清潔感のある空間になります。
さらに、家具の「高さ」を揃えると視線がスムーズに移動し、部屋が広く見えます。特にワンルームでは、背の高い家具を1〜2個に抑え、その他は低めの家具にすると圧迫感が減少します。
小物類の選び方もポイントです。ラグやカーテン、クッションカバーなどのファブリック系を季節や気分で変えると、簡単に模様替えが楽しめます。観葉植物を加えると、一気にリラックスできるナチュラルな雰囲気がプラスされます。
また、間接照明やキャンドルなどを取り入れることで、夜の空間演出にも変化をつけられます。限られた賃貸の条件下でも、自分だけのおしゃれな空間を作る工夫は無限大です。
予算内で揃える!コスパ最強の家具選びポイント
一人暮らしを始めるときは、家賃や引っ越し代、生活用品など出費がかさみます。家具にかけられる予算は限られている人が多いのではないでしょうか。
そこで大切なのが「コストパフォーマンス」に優れた家具を選ぶことです。
まず注目すべきは「多機能家具」です。例えば、収納付きベッドや伸縮式テーブルは、一台で二役・三役をこなすので、結果的に購入数を減らせ、コストダウンにつながります。
次に「耐久性」です。初期投資は少し高くても、長持ちする家具を選ぶと結果的に買い替えコストを抑えられます。
さらに、ノックダウン式(組み立て式)の家具は価格が比較的リーズナブルで、搬入や引っ越しもラクというメリットがあります。
ネット通販での購入も検討しましょう。店舗よりも安価に買える場合が多く、レビューを参考にできるのも大きな魅力です。ただし、組み立てが必要な場合は、工具やスペースを確保しておくことが重要です。
家具選びでは「おしゃれ」や「見た目」だけにとらわれず、機能性や使い勝手、耐久性をしっかりチェックすることが、長期的に見て賢い選択になります。
安心・安全な賃貸対応家具のチェックリスト
賃貸住宅では、家具の選び方一つで生活の快適さや安全性が変わります。特に地震大国の日本では、家具の転倒防止策が重要です。
以下のチェックリストを参考に、賃貸でも安心して使える家具を選びましょう。
壁に穴を開けないタイプを選ぶ
突っ張り式のシェルフやラックを使えば、壁を傷つけることなく安全に固定できます。転倒防止機能の有無を確認する
固定金具やストッパーが付いているか確認し、設置後も定期的に点検することが大切です。床保護の工夫
フェルトパッドやラグを敷くことで、床へのキズ防止になります。特にフローリングの場合、賃貸の退去時に大きな修繕費がかかるリスクがあります。音が静かな仕様を選ぶ
扉や引き出しの開閉音が静かなものを選ぶと、隣室への音漏れを防げます。軽量で移動しやすい家具
引っ越し時や模様替え時に、軽い家具だと取り回しがラクです。重すぎる家具は床や腰を痛める原因になります。組み立て・分解がしやすいか
ノックダウン式家具なら、引っ越し時に小さく分解でき、エレベーターに乗せやすく搬出も簡単です。
これらのポイントを押さえることで、賃貸でも安心・快適に家具を使い続けることができます。
まとめ
一人暮らしをスタートする際、家具選びは暮らしを支える基盤であり、楽しみでもあります。
今回紹介した「本当に必要な家具5選(ベッド・収納・テーブル・チェア・照明)」をまず揃えることで、最低限の快適な生活が送れる土台が整います。そのうえで、レイアウトやカラーコーディネートを工夫し、賃貸でもおしゃれな空間を作り上げることができます。
予算面でも、多機能家具や耐久性を重視して選べば、長期的に見てコスパの高い買い物が可能です。そして、賃貸特有の条件(壁や床を傷つけない、転倒防止など)を意識した家具選びで、安心・安全な暮らしを実現しましょう。
「必要なものを最小限に、でもお気に入りの空間を最大限に」。そんなバランスの取れた一人暮らしの家具選びで、あなたの新しい生活がより楽しく、快適になりますように。